更新日:2023.1.7
今は変化の激しい時代で、不安を抱えている方は多いです。
このまま働き続けるだけでいいのだろうか。
自分の仕事はAIに取って代わられるのではないだろうか。
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、「お金を生み出せるようになること」がわかれば、その不安はなくなると著者はこの本で言っています。
それでは詳しく解説していきましょう。
目次
こんな悩みの人へ読んでほしい
記事を読むポイント
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誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方
突然ですがみなさんは、お金を稼げていますか?
ここで稼げていない、と思った方はそのお金を稼げない原因は何だと思いますか?
知識がないからですか?経験の差ですか?それともスキルの差ですか?
もちろん上記のようなことは大切です。
しかし、著者の今井孝さんによると、【お金の受け取り方を知らない】からだそうです。
彼によると、お金を稼げていない人の共通点はお金の受け取り方がわかっていないということです。
例えば、あなたが売りたいものに対して1000万円払うという客が現れたとします。
しかしほとんどの人は、自分の商品に対してそんな価値はないと思ってしまい売ることができません。
逆に、「お金の受け取り方」を勉強することによって誰でも好きなことで稼ぐことができるようになるというのです。
ゼロからお金を生み出すための正しい知識
お金を生み出すには正しい知識が必要です。
この知識は「投資」や「会計」「財務」のようなものではありません。
ゼロからお金を生み出す(もらう)ための正しい知識です。
それを4つに分類して解説していきます。
①お金を払ってでも『欲しい!』と感じる心理
②お金に関する正しい目標設定
③ゼロから大きなお金を作っていく最短のステップ
④お金と満足感の関係
これらを正しく理解することが、お金を生み出すことにおいて大切になってきます。
①お金を払ってでも『欲しい!』と感じる心理
まずは、お金を生み出す根源の「欲求」について解説します。
「欲求」とはお金の正体です。
人間は、自分の欲しければ欲しいものほど高いお金を出します。
つまり、欲求の強さが商品の価値を決めるのです。
同じカードゲームでも1枚にびっくりする値段がつけられていることがあります。
材料はどれも同じですよね。
でも、レアなカードはみんなが欲しいのに流通量が少ないため価格が普通のカードに比べて高くなります。
つまり人の欲求の強さが「価格」を決めます。
また、その欲求には3つのパターンがあります。
・人間関係
・お金
・健康
それをここでは「三大欲求」と言います。
この三大欲求に訴えかける商品を売ることができれば同じ商品でもより価値が高く売ることができるのです。
そして、人はその商品によって「感情」を満たすためにお金を出します。
つまり、どんな商品(サービス)でも人の感情を動かすことができれば売ることができます。
②お金に関する正しい目標設定
お金を稼ぐには正しい目標設定が必要です。
例えば、お金を稼ぐにはたくさんの人に商品を買って貰わないといけないと思っていませんか?
それは、思い込みです。
このような思い込みがあるためお金が稼げないのです。
例えば、1つ10万円の商品を売っているとします。
それを10個売ると売上は100万円です。
でも10万円の商品なんて持っていない…と思っていませんか?
私のスキルなんて他の人と比べて特筆することはなく10万円の価値などない…と思っていませんか?
そんなことは考えなくていいんです。
大切なことは、その商品に対する「欲求」があるかどうかだからです。
そして、誰かの欲求がその商品に対して10万円という価値をつけたのであればそれは10万円の価値になるのです。
つまり、あなたの商品に10万円の価値があるという欲求を満たす売り方をすればいいのです。
③ゼロから大きなお金を作っていく最短のステップ
ここではゼロから大きなお金を作っていく最短のステップについて解説します。
それは小さなステップをいくつも積み重ねることが大切です。
まずは、職場以外のコミュニティで「情報」と「仲間」を得ましょう。
一人で商売をするというのは非常に難しいです。
そこで職場以外でのコミュニティに属することで仲間を作りましょう。
できれば、あなたと同じような商売をしている人がいるコミュニティが望ましいです。
そして短期間で低価格で商品を提供してみます。
例えば、コミュニティ内で自分より先に商売をしている人の手伝いをすることで、やったことのない分野でも勉強しながら稼ぐことができます。
また、自分の商品を期間限定でモニター価格にて提供してみます。
そうすることで、始めに商品を買うハードルがぐっと下がります。
そしていいと思ってもらえたら、定価でも買ってくれる人がいます。
さらに、買ってもらって終わりではありません。
買ってくれた人には、必ずフィードバックを貰いましょう。
フィードバックでは、なぜこの商品を買ってくれたのかを聞くとより良いでしょう。
そうすることで、今後あなたの売っていく商品の「強み」がわかります。
「強み」がわかると今後の売り出し方の工夫もしやすくなるだけでなく、お客さんの欲求を掴むことができるからです。
④お金と満足感の関係
商品は1度買って貰えたからと言って終わりではありません。
できれば継続して買って欲しいと思いますよね?
それには、「満足感」ということが鍵になります。
皆さんも商品を買って、満足ということはありませんよね。
その商品を使って初めて満足を得られますよね。
このようにどんな商品やサービスでも実際に使用してみた上でその商品の本当の「価値」がわかるのだと思います。
そしてその満足感は結果よりもプロセスによって得られます。
たとえば、ダイエットのためにジムに通ったとしてもそのトレーニングの内容が厳しすぎてしまうと心が折れてしまいますよね。
そのうえ、厳しい食事制限で1食1食管理されると恐らくあなたは瘦せられるでしょう。
しかし、リバウンドしてしまった時にもう一度そのジムに通いたいと思いますか?
それよりも、親身になってトレーニングを考えてくれて、一緒に歩んでくれるようなトレーナーだとダイエットも頑張れますよね。
また、そうして痩せられる方が仮に痩せられた数字が少なかったとしても満足感は高いですよね。
そうすると、もしかしたら目標体重になったとしても体系維持のためにジムに通い続けてくれるようになるかもしれません。
お金を生み出す力を手に入れると他人に優しくなれる
最後にお金を生み出す力を手に入れると他人に優しくできるようになります。
それはお金を生み出す力を手に入れることで自分の価値がわかり自信が出てくるからです。
そして、好きなことをしているため仕事に対するストレスもありません。
さらには、時間的な余裕も出てくるため、気持ちにも余裕ができます。
気持ちに余裕があれば他人にやさしくでき、さらに社会に役に立つ商品を提供したいと思うようになります。
これこそが本当の意味での「幸せ」だと筆者は言っています。
まとめ
最後にこの記事の重要な点をまとめます。
- 商品の「価格」は人の欲求が決める
- 職場以外のコミュニティに入り、スモールステップで始める
- 「満足感」を得るには、結果よりもプロセスが大事
これらを正しく学ぶことで、誰でもお金を生み出すことができます。
そして、それが本当の意味での幸せに繋がっていきます。
是非気になった方は読んでみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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